減量や栄養補助を目的として販売されているサプリメントは、食品という扱いになっている。
錠剤のような印象を受けるので、薬品であるかのようなイメージを抱いてしまうが、薬品ほど厳密な使い方の注意事項は記されていない場合がほとんどだ。
しかし、正しい使い方を心がける事は、サプリメントを取り入れる目的とする効力をしっかり発揮するためのヒケツとなる。
第一の注意点だが、サプリメントを飲むときには、水かお湯を使って飲みたい。
サプリメントに含まれている栄養素には、とてもデリケートな成分もある。
お茶やコーヒーといった強い成分を含む飲み物と一緒にとると、サプリメントの栄養素が壊されてしまったり、栄養素の吸収が阻害されてしまう可能性もある。
また、冷たすぎる水や熱すぎるお湯も胃に負担をかけやすいので、避けたほうが良いだろう。
常温の水やぬるま湯が、サプリメントと一緒に飲むには最適な飲み物だ。
サプリメントは食品なので１日分の目安量を適度に守っていればそれ以外は特に意識しなくても良い、とうたっているものが多い。
しかし、やはり高い効力を発揮するために最適なタイミングというものはあるので、そういった面にも注意して利用すると良いだろう。
例えば、「カロリーの吸収をブロックして、ごはんをガマンしなくてもやせられる」とうたっているサプリメントなら、食事の前にとるのがベストのタイミングだ。
また、「運動による脂肪の燃焼をより高める」とうたっているのなら、運動の前にとるのが良いだろう。
具体的に最適なタイミングが記されていない・どのタイミングでとると良いのかわからない、といったサプリメントの場合は、１日分の数量を何回かに分けて飲もう。
１日分を１回でいっぺんに服用すると、全ての粒が効力を発揮できない可能性があるためである。
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